ホーム >個人のお客さま >住まいの保険 >雪が降る季節の雪道事故や雪害 “もしも…”に備える対策マニュアル
富士火災のコラム TOPへ  

雪が降る季節の雪道事故や雪害 “もしも…”に備える対策マニュアル

このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年1月23日 更新

雪が降る季節の雪道事故や雪害 “もしも…”に備える対策マニュアル

昨年の冬は東日本だけでなく西日本でも記録的な積雪がありました。雪自体が珍しい地域では対策が不十分なケースがあり、昨冬、初めて直面した雪の被害に危機感を覚えた方もいるのではないでしょうか? そこで、今回は雪が家や人に与える影響で注意すべき点をご紹介します。

マイホームだけではない! マンションでも起こる住宅の雪害

雪の多い地域では豪雪や雪崩により、家屋が倒壊することがあります。老朽化した木造住宅の場合は特に注意が必要です。昨年2月に見舞われた大雪では、647棟の住家の雪害が報告されており、うち全壊した全てが築年数の古い木造住宅でした。

マンション住まいでは、「雪で家が倒壊することはない」と考えがちですが、倒壊の被害はなくとも「隣家のソーラーパネルからの落雪でベランダの屋根が壊れた」「雪を伴う暴風で飛んできた空き缶により窓が割れた」など、聞けば想像にかたくない被害もあります。雹(ひょう)は硬いため、小さくても窓ガラスを割るなどのケースが意外とあるのです。

他にも、ベランダから道路にせり出した樹木やプランターから落雪し、下にいる人に被害を与えたり、エントランスが凍り足を滑らせケガをしてしまったりと、思わぬところで事故が起きます。

雪かき・雪下ろし等の除雪時に想定されるさまざまな事故とは!?

昨冬、都市部では初めて雪下ろしを体験したという声も多く聞かれました。建坪 20坪(66平方メートル)の家の屋根に積もった約50cmの雪は、軽自動車13台分の重さに相当するそうです。軽自動車1台は800kgほどですから、屋根にかかる重量も大変なものです。屋根や道路の除雪は必須ですが、作業中の屋根からの転落・落雪による事故や、除雪機に巻きこまれてケガをすることも多いのです。特に、高齢者の除雪作業中の事故は毎年多く報告されており、作業中に心臓発作を起こしたケースもあります。スコップひとすくい分の雪は大体8kgといわれますので、かなりの重労働になります。

内閣府では、このような事故を防止するために「作業は複数人ですること」「作業前の準備運動とこまめな休憩をとること」「除雪機に詰まった雪はエンジンを切ってから取り除くこと」など気をつけるべき点を呼びかけています。特に晴れの日ほど溶けてぬかるんでいるため、注意が必要です。

少ない積雪でも注意が必要! 雪道での事故を未然に防ぐ方法とは

さほど雪の量がなくても気をつけなくてはならないのは、路面凍結などによる歩行中の転倒事故です。地域差はあるものの、午前7時から9時までの出勤時間に発生しているケースが多く、そのうち「足が滑った」というのが主な原因とされています。公的機関のホームページでは、雪道で歩行する際に滑りやすい場所をいくつか挙げて、注意喚起しています。滑りやすい場所にさしかかったら小さい歩幅で、足の裏全体を路面につけて歩くように心がけましょう。

横断歩道

人や車が多く通るため降雪部の表面が磨かれて滑りやすくなっています。白線には薄い氷膜ができているため、特に注意が必要です。

車や人の出入りが多い歩道

駐車場やガソリンスタンドなどの出入り口は車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすい状態です。バスやタクシーの乗り場も多くの人で踏みしめられているため要注意です。

ロードヒーティング(※1)の切れ目

雪や氷が溶けた部分とそうでない部分の段差で、部分的に滑りやすい状態になっていることがあります。
※1 雪や氷を溶かすために路面温度を管理する設備

大雪に見舞われた場合、車での不用意な外出は避けるのが基本です。家族の送り迎えなど、どうしても車が必要なときはバッテリーやエンジンオイルなどの車の状態を確認し、走行中だけでなく発進・駐車時にも細心の注意を払うこと。急な曲がり角や坂道はもちろん、凍結がわかりにくいアスファルト上でのブラックアイスバーン(※2)にも気をつけましょう。
※2 路面の凍結が黒く濡れているだけに見える現象

豪雪地帯では25cm、雪が少ない地域では6cmの積雪量が生活に支障を及ぼすという調査結果もあります。急な積雪にも慌てないよう事前にしっかり対策を行っておきましょう。

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
日本気象協会 雪の重さを考える 〜豪雪のまち 新潟県十日町市から〜
内閣府 防災情報のページ 特集 大雪に備える
首相官邸ホームページ 雪害では、どのような災害が起こるのか

富士火災のコラム TOPへ
このエントリーをはてなブックマークに追加
【15E063S】

ページTOP