ホーム >個人のお客さま >住まいの保険 >冬はガス製品事故にご用心
富士火災のコラム TOPへ  

冬はガス製品事故にご用心

このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年11月27日 更新

冬はガス製品事故にご用心

冬はほかの季節に比べて、ガスを使う機会が増えるシーズンです。 ファンヒーターやストーブなどの暖房器具はもちろん、瞬間湯沸かし器、浴室乾燥機など、暖を取るためにさまざまなガス製品を使用します。 しかし、こうしたガスの機器は使い方を誤ると重大な事故につながる危険性があります。 冬を暖かく、安全・快適に過ごすためにもガス製品について学んでおきましょう。

ガス製品にまつわるトラブルあれこれ

私たちにとって最も身近なエネルギーの1つであるガス。 都市ガス、LPガスとも非常に安全性が高く、上手に使うことで節電・省エネにもつながります。

しかし、残念なことに最近では、使用者の誤使用などによるトラブルが増加傾向にあります。 特にガス機器の使用に際しては毎年「不適切な接続器具の使用」「器具の接続不良」「不使用ガス栓の誤開放」などに起因するガス漏れ事例が絶えません。

また、換気を怠ったために不完全燃焼が起き、室内に一酸化炭素が充満するような危険な事故も起こっています。 こうした事故の多くは、使用者の誤解や不注意をなくすことによって防げます。 この機会に改めてご自宅のガス製品の使用方法をよく確認してみましょう。

ガス製品使用時のチェックポイント

利用者の1人ひとりがガスの適切な使用方法を知れば、事故を未然に防ぐことにつながります。 この冬はぜひ、以下のチェックポイントを参考にガス機器の安全な利用に気を配って暖かく過ごしましょう。

■ガス機器を使う時は必ず換気をする!

閉めきった室内でガス機器を使用すると、酸素が不足して不完全燃焼が起こり、有害な一酸化炭素(CO)が発生します。 一酸化炭素は無色・無臭のため、気付かずに吸い込むと中毒を起こします。 一酸化炭素中毒になると、頭痛、吐き気、めまい、集中力の低下、おう吐、眠気、体調不良を引き起こします。 最悪の場合は死に至るケースもあります。 一酸化炭素中毒を防ぐためにはガス機器の使用時には必ず「換気扇を回す」「窓を開ける」など、忘れずに換気を心がけましょう。

■ガス機器は正しく接続する!

ガスストーブや卓上コンロなどは、利用者自身がガス栓との接続・分離を行うことになります。 ガス機器やガス栓は種類によって接続口の形状やサイズが異なるため、正しく接続しないとガス漏れを起こし、火災や爆発の原因になることも少なくありません。 機器の取扱説明書をよく読み、誤使用がないように注意しましょう。

■ガス栓の誤開放に注意する!

ガス機器が接続されておらず、使われていないガス栓を誤って開いてしまうと、ガスが漏れ出して危険です。 2口のガス栓で、片方のガス栓に機器が接続され、もう一方が不使用の状態である場合などに起こりがちな事故です。 これを防ぐためには誤って開いてしまってもガスが漏れ出さないよう、ガス栓キャップやガス栓カバーをしておくことをおすすめします。

■設置環境にも気を配る!

ガスストーブやファンヒーターの付近には、スプレー缶や燃えやすいものなどを置かないようにしましょう。 小さな子どものいる家庭ではやけどをさせないように親が十分に目配りをしましょう。 屋外に設置された機器を波板などで囲む行為も、不完全燃焼の原因になるので厳禁です。

■定期的な清掃・メンテナンスをする!

ガスを使った機器が正しく動作するようにこまめな手入れをすることをおすすめします。 具体的には、ガスコンロのバーナーはブラシで、ガスファンヒーターやガスエアコンなどのフィルターは掃除機で、掃除をしましょう。 煙突のあるガス風呂釜やガス給湯器を使用している場合は、煙突に穴が開いていないか、鳥が中に巣を作るなどして異物が詰まっていないかなど、時々チェックをするようにします。 また長い年月にわたり使用して古くなったガス器具については、新しいものへの買い替えのご検討をおすすめします。

ガス臭い!そんな時の対処法

いろいろ気を付けていても、起きる時には起きてしまうのがトラブルです。 もし「ガス臭い!」と感じたら、以下の5つのことを行いましょう。

(1)すぐに戸や窓を大きく開けて換気する
(2)ガス機器を止める
(3)ガス栓を閉める
(4)ガスメーターを止める
(5)それでもにおったらガス事業者に連絡する

この時忘れてはいけないのは、絶対に「火気厳禁」ということです。 ライターやマッチなどは言わずもがな、電灯や換気扇のスイッチに触れてもいけません。 スイッチを押した際に、小さな火花が発生することがあるからです。

十分に換気し、ガス機器やガス栓をストップしてもガス臭がおさまらない時は、必要に応じて近隣にも注意を促し、住んでいる地域のガス事業者に必ず連絡をしましょう。 そうした事態に備えて目に付きやすい場所に連絡先を貼っておくなど、日頃からの心構えがここでも大事になってきます。

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
政府広報オンライン 都市ガス・LPガスは暮らしに身近なエネルギー ガスを安全・快適に使うチェックポイント
経済産業省 都市ガスの安全・LPガスの安全 ガス事故速報
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会 ガス機器の安全な使い方

富士火災のコラム TOPへ
このエントリーをはてなブックマークに追加
【16F106S】

ページTOP