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海外だけじゃない!日本で竜巻から身を守る対策とは?

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2016年8月26日 更新

海外だけじゃない!日本で竜巻から身を守る対策とは?

近年、日本でも竜巻による甚大な被害が多発するようになっています。
例えば、茨城県では2012年に「国内最大級」といわれる竜巻が発生し、つくば市で1,000軒以上の建物を損壊させました。
もし、私たちがそのような巨大竜巻に遭遇したらどうすればいいのでしょうか?

竜巻はどんな現象?

竜巻は、積乱雲の発達により強い上昇気流が生じたときに起こりやすい自然現象です。
竜巻のメカニズムはおよそ次のとおりです。
例えば、上空に冷たい空気があり、地表付近の空気が暖かく湿っているような場合、対流によって暖かい空気が上昇し、垂直方向に空気の流れが発生します。その流れに回転が加わることで空気の渦、つまり竜巻が発生します。

竜巻の中心付近には周囲の空気が流れ込んで強い風が吹きます。この風は竜巻の中心に近づくにつれて回転していくため、竜巻による被害は「強烈な風の力で人や物が飛ばされる」「家屋や車などが破損する」というだけではありません。竜巻の遠心力によって猛烈なスピードを得た飛散物が、被害を拡大させるという恐ろしさを秘めています。

竜巻の規模は、台風などに比べるとそれほど大きなものではありません。気象庁によれば、竜巻の被害域は幅数十〜数百メートル、長さ数キロメートルの範囲に集中するとのことです。しかし、規模は小さくとも、上記のような理由で、被災地では甚大な被害を受けることがあります。

竜巻に関する情報

竜巻は局地的・突発的な自然現象なので、正確な予測は困難です。しかし、気象庁では竜巻についての情報をまとめたポータルサイトを準備し、「竜巻注意情報」や「竜巻発生確度ナウキャスト」などの情報を発信しています。

竜巻注意情報は、竜巻などの激しい突風に対して注意を呼びかける情報です。これは、直接竜巻の発生を予測するのではなく、「通常に比べると竜巻などの激しい突風が発生しやすい状況になっている」という情報を提供し、注意を喚起するものです。的中率5〜10%程度と決して高い精度ではありませんが、もしもテレビやインターネットなどで現在地に竜巻注意情報が発表された場合は、周囲の空の状況に注意しましょう。

また、竜巻注意情報が発表された場合、気象庁ホームページの「竜巻発生確度ナウキャスト」もチェックしてください。

竜巻発生確度ナウキャストでは、「竜巻発生確度(竜巻などの突風が発生している/発生しそうだという可能性の程度)」を10km格子間隔で1時間先まで解析しています。

気象庁 竜巻ポータルサイト
気象庁 竜巻注意情報
気象庁 レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)

竜巻の予兆とは?

竜巻そのものを予兆することは困難ですが、竜巻の発生条件として「積乱雲の発達」が挙げられます。
このため、発達した積乱雲が近づくことも竜巻の予兆といえるでしょう。

気象庁の「積乱雲に伴う激しい現象の住民周知に関するガイドライン」では、下記のような現象を「発達した積乱雲が近づく兆し」としています。

・真っ黒い雲が近づき周囲が急に暗くなる
・雷鳴が聞こえたり雷光が見えたりする
・ヒヤッとした冷たい風が吹き出す
・大粒の雨や「ひょう」が降り出す

また、竜巻が発生しやすい状況では、気圧が急激に変化します。「キーン」という耳鳴りが聞こえるなど、気圧の急激な変化も竜巻の予兆といえるかもしれません。

竜巻からどう身を守る?

いつ、どこで発生するかわからない竜巻は、事前対策は非常に困難です。しかし、万一竜巻に遭遇したときに被害を最小限に抑えるために、次のようなことを心掛けましょう。

・竜巻の移動速度は非常に速いので、竜巻を目撃したら「進行方向を確認しよう」などと見続けることなく、ただちに身の安全を確保しましょう。

・屋内では、飛散物やガラスの破片などから身を守るため、窓やドアから離れ、できるだけ建物の中心に近い場所に移動します。2階建て以上の建物内なら最下層(できれば地下室)に避難し、押し入れやクローゼットの中、頑丈な机の下などに隠れて頭と首を守ってください。

・屋外にいるときは、近くの頑丈な建物に避難してください。それができない場合は物陰に身を隠し、体をできるだけ低くして頭をガードしてください。

・自動車の中にいるときも、できるだけ体を低くして頭をガードしてください。飛散物でフロントガラスが砕けたり、強い竜巻の場合は車が転倒したりといった危険も考えられます。

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
政府広報オンライン 竜巻から身を守るために「竜巻注意情報」をご活用ください
NHK そなえる防災 竜巻の前兆を知って身を守るためには
内閣府・気象庁 「竜巻から身を守る!」(PDF)
気象庁 積乱雲に伴う激しい現象の住民周知に関するガイドライン(PDF)
国土交通省 国土技術政策総合研究所 平成24年(2012年)5月6日に茨城県つくば市で発生した建築物等の竜巻被害調査報告

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