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交通事故死者数が15年ぶりに増加!?今一度、気をつけたい交通安全対策

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2016年4月1日 更新

交通事故死者数が15年ぶりに増加!?今一度、気をつけたい交通安全対策

警察庁が発表した「平成27年中の交通事故死者数について」によると、2015年中に交通事故によって死亡した人の数は4117人でした。前年の4113人に比べると、わずか4人ではありますが0.1%の増加です。実は、交通事故死者数の増加は15年ぶり。1970年のピーク時から減少を続けてきた日本の交通事故死者数は、再度減少に転じるようになるのでしょうか、それとも…。

4月6日〜10日は「春の全国交通安全運動」期間にあたり、とくに4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」に指定されています。これらの日にちなんで今一度、交通事故に遭わないために気をつけたいポイントと対策について考えていきたいと思います。

交通事故死者数が増加に転じた理由の一つは「高齢者の増加」

日本における交通事故死者数は1970年のピーク時からほぼ毎年減少し続け、2014年までは14年連続で前年比マイナスとなっていました。しかしこの数年は減少の度合いが緩やかになり、横ばい状態に近づいています。その原因について警察庁は、「交通事故における致死率の高い高齢者の人口の増加が近年の交通事故死者数を押し上げる要因の一つになっている」と述べました。実際、2015年の交通事故死者数に占める65歳以上の高齢者の割合は54.6%と、これまでで最も高くなっているのです。
高齢化が進むにつれ、今後も増加し続けることが危惧される高齢者の交通事故死。高齢者ご自身、また身近に高齢者のいる方は、日頃から注意を怠らないように過ごすことが重要です。

高齢者がかかわる交通事故の傾向と対策

高齢者がかかわる交通事故にはいくつかの特徴的なパターンがあります。これらを意識して対策することで、交通事故を回避できる可能性は格段に上がるでしょう。

■薄暮の時間帯に事故が起こりやすい

一日の時間帯でいうと、「薄暮(日没の前後2時間)の交通事故で亡くなる高齢者が多い」という調査結果が出ています。歩行者はドライバーからよく見えるよう、明るい色の服装と、反射材用品の着用を心がけましょう。

■道路の横断中に事故が起こりやすい

高齢者の主な事故原因には、横断歩道外横断や横断禁止場所での横断、信号無視などによるものが多くみられます。交通ルールを守るのはもちろんのこと、高齢者になると、身体機能やとっさの判断力が低下してしまうことを念頭におき、無理のない行動をとるようにしましょう。

■通り慣れた道での事故が多い

東京都内における高齢者の交通事故(歩行中・自転車乗用中)の多くは、自宅から500m以内で起こっています。そのため、「通り慣れた道だから」と油断し注意を怠ってしまう可能性が考えられます。毎日通る道でも必ず安全確認を。

■自転車乗用中の事故が多い

高齢者の自転車乗用中の事故の多くは、交差点での出合いがしらで起こっています。自転車の運転に必要なバランス感覚や注意力が低下していることを認識して、一時停止の標識に従うなど、車と同じ交通ルールを守って乗ることを心がけましょう。

また、ドライバー側の注意も必要です。自動車を運転される際、ご高齢の歩行者を見かけた場合は、上記のパターンを思い出し、スピードを緩めたりするなど、より一層注意深く運転するよう心がけましょう。

一方で、歩行時の事故だけでなく、高齢者ドライバーによる運転中の交通事故の増加も問題になっています。原因としてもっとも多いのは、ドライバーによる安全不確認、脇見や考え事などによる歩行者の発見の遅れなどが挙げられます。「運転することに不安を感じ始めた」「家族から運転することを心配され始めた」という方は、運転免許の自主返納を考えることも必要です。なお、免許証を返納した場合でも身分証明書として使用できる「運転経歴証明書」が発行され、各種文化施設や提携店などで特典を受けることができます。

増加が危惧されるもう1つのパターン「自転車事故」

高齢者が関与してしまう交通事故の他に、死者数増加の懸念が持たれているのが「自転車 対 車」「自転車 対 歩行者」など、自転車による交通事故です。交通事故全体の死者数がゆるやかな減少傾向にある中、自転車事故における死者の減少率は2010年以降ほぼ横ばい状態となっています。
自動車やバイク等とは異なり、自転車の運転には免許を取得する必要もなく、シートベルトやエアバッグのように運転者を保護するような装置もありません。さらには歩行者と接触すれば、相手に大きな怪我を負わせる可能性も高い凶器にもなりえます。そうした中で、近年では携帯電話やスマートフォンを操作しながら、あるいはイヤホンを装着しながらの走行も目立っており、利用者のモラルの低下も問題になっています。利用の際には、自転車も車両であるという認識を忘れずに、交通ルールとマナーを厳守するように心がけましょう。

なお自転車事故については、こちらもあわせてご覧ください。
健康ブームで自転車利用者増加!気をつけて交通事故

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
平成27年中の交通事故死者数について 警察庁
防ごう!高齢者の交通事故! 警視庁
どうしたら防げるの? 高齢者の交通事故 政府広報オンライン
2月20日と4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」です! 奈良市
交通事故防止!ワンポイントアドバイス 福岡県警察

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