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<「生命保険」と「損害保険」の違いとは?> 保険を知ろう!シリーズ

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2014年4月25日 更新

「生命保険」と「損害保険」の違いとは?

「保険」というと、「万が一のアクシデントに備えるもの」というイメージを浮かべる人がほとんどではないでしょうか。私たちの生活には、さまざまなアクシデントが起こる可能性があります。ですから、一口に「保険」といっても、実に多くの種類があります。数ある保険を大きく二つに分類すると、「生命保険」と「損害保険」に分けられます。 「生命保険」と「損害保険」の違いとは? 具体的に、それぞれがどんな保険なのか見ていきましょう。

生命保険とは、「人」に関わる保険

私たちが生きていく上で、病気やケガ、介護、そして死亡など、身体上のアクシデントは避けては通れません。これらのアクシデントによって、自分や家族の生活が経済的に困難になったり、当初に予定していた生活が実現できなくなったりすることがあります。このような想定外の事態に、まとまったお金を受け取れるように備えるのが「生命保険」です。

生命保険は、万が一、家族の誰かが亡くなったときに、残された遺族の生活費を確保するというニーズから生まれました。そして、大勢の人があらかじめ公平に保険料を出し合って、集団で共有の財産を用意しておき、いざ集団内で人が亡くなったときに、その家族を経済的に助け合う「相互扶助」のしくみとして作られたのが、が、死亡保険です。

その後、生命保険は死亡だけではなく、その他の身体上のアクシデントにも対応する商品を作り、その範囲を広げていきました。それが、病気やけがをしたときにかかる入院や手術の費用に備える医療保険や生命保険の医療特約です。医療保険のうち、がんだけに特化したものは「がん保険」と呼ばれます。また、介護状態になったときに保障を受けられるものを「介護保険」といいます。

将来必要となる資金を計画的に準備することを目的とした保険もあります。たとえば、老後の生活資金を積み立てる「年金保険」、万が一の保障と資産形成を兼ね備えた「養老保険」、子どもの教育費を準備する「学資保険」や「子ども保険」などがそれにあたります。

損害保険とは、「モノ」に関わる保険

生活していると身体だけでなく、身体以外のアクシデントに見舞われる可能性もあります。交通事故や火災、地震、風水害、盗難などがその一例です。これらのアクシデントでは、住まいや車といった「モノ」が損害を受けます。このような損害で生じた費用を補償するのが、「損害保険」です。

車を対象とした保険には、法律ですべてのドライバーに契約が義務付けられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」と、任意で契約する「自動車保険」があります。

自賠責保険は、自動車の保有者や運転者が、他人を死傷させた場合に、その損害賠償が補償されます。
自動車保険は、自賠責保険ではカバーできない損害を補償します。このうち「対人賠償保険」は、自動車事故で他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険では足りない分の損害を補償します。
ほかにも、他人の自動車や建物などに損害を与えたときに補償される「対物賠償保険」や、自動車事故で死傷した場合に、その過失割合に関わらず損害額が補償される「人身傷害保険」、契約時に特定した自動車に乗車していた人が死傷した場合に保険金が支払われる「搭乗者傷害保険」、自分で起こした単独事故などで運転者自身が死傷した場合に保険金が支払われる「自損事故保険」、自動車が受けた損害を補償する「車両保険」などもあります。

住まいの保険は、建物や家財に損害が生じたときに損害額を補償する保険です。損害の原因が火災や風水害などの場合に保険金を支払うのが「火災保険」、地震や噴火、それに伴う津波の場合を対象とするのが「地震保険」です。

火災保険は、火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹(ひょう)災・雪災、水災、外部からの飛来物、水濡れなどの自然災害のほか、盗難によって被った損害や、それらの災害による被害を回復するためにかかった費用を補償します。火災保険では、地震や噴火、そしてこれらに伴って発生した津波による被害は対象になりません。そこで、火災保険とセットで地震保険に加入すると、これらの損害が補償される仕組みになっています。

さらに、損害保険の中には「人」に関わるものもあります。それが「傷害保険」です。傷害保険は、急激・偶然・外来の事故によるけがなどのアクシデントを対象にしています。たとえば、日常生活中の事故でけがをしたときに補償をする「普通傷害保険」や、その対象を家族に限定した「家族傷害保険」、交通事故によるけがを補償する「交通事故傷害保険」、旅行中のけがや携行品の損害などを補償する「国内旅行傷害保険」、「海外旅行傷害保険」です。

時代とともに変化する保険

生命保険は生命保険会社、損害保険は損害保険会社が取り扱うのが基本です。しかし、がん保険、傷害保険、介護保険などは「第三分野」と呼ばれ、生命保険会社と損害保険会社の両方が取り扱っています。

また、生命保険、損害保険ともに、時代のニーズに合わせて形を変えているものもあります。たとえば、生命保険のうち資産形成を目的とした終身保険や養老保険、個人年金などには、金利の高い外貨建てで運用する商品が登場してきています。医療保険では、医療技術の進歩に合わせて、通院治療への保障を手厚くしたものや、健康保険の利かない先進医療を受けたときの費用を保障するものが増えてきています。

さらに、生命保険、損害保険ともに保険の選び方も変わってきています。煩雑な手続きを避けたい、時間や場所を問わず保険を検討したい、といった人に向けては、郵送やインターネットで簡単に契約できる保険が多く提供されています。一方で、自分や家族のライフプランにぴったり合った保険をじっくり選びたい、という人には、一人ひとりの希望をヒアリングしながら設計するオーダーメイドの保険が人気を集めています。

保険は、私たちの生活を守るツールとして、それぞれのニーズに合わせて進化してきているのです。

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