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海外旅行でもしものときにかかる医療費

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2014年8月22日 更新

海外旅行でもしものときにかかる医療費

夏から秋にかけては、海外旅行に出かける人が多くなります。レジャーやショッピング、アウトドアスポーツなど、楽しいアクティビティを計画している人もいることでしょう。でも、旅行中には思わぬけがや病気に見舞われてしまうこともあります。海外で病院にかかると、日本では想像もつかないほど高額な医療費がかかることがあります。どれくらいの費用がかかるのか、いくつか例をご紹介しましょう。

海外では一度の入院で高額な費用がかかる!

それでは、海外でけがや病気になってしまった場合には、具体的にどれくらいの医療費がかかるのでしょうか? 外務省が公開している「渡航関連情報」の中から、海外旅行で人気の高い、アメリカ(ニューヨーク)、アメリカ(ハワイ・ホノルル)、中国(北京)、インドネシアの4つの国・都市の医療費の情報をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

アメリカ(ニューヨーク)

世界的にみても、アメリカの医療費は非常に高額であるといわれています。その中でも、ニューヨーク市にあるマンハッタン区は他の区と比べても2〜3倍ほどとされており、初診料だけでも約150〜300ドル、日本円にすると約15,000〜30,000円(平成26年7月時点)ほどかかります。しかも、入院した場合の室料は1日数千ドルになるともいわれており、その他にも診察料、施設利用料、血液検査代などを請求される恐れがあるので注意が必要です。

アメリカ(ハワイ・ホノルル)

快適な気候で日本人にも評判の高いハワイ・ホノルルですが、日本と同じ感覚で病院にかかってしまうと思わぬ高額な医療費を請求される羽目になってしまいます。まずハワイの医療費は非常に高額であるということを認識しておきましょう。日本とは違って、救急車は有料ですし、万が一、ICU(集中治療室)に入院して手術となってしまうと医療費が1,000万円を超えることも珍しくはありません。また、医療機関を利用する場合には、あらかじめ電話で予約を入れておく必要があることも忘れてはなりません。

中国(北京)

北京では、外国人専用の外来がある中国系の総合病院、先進国と同様の医療を受けることができる外資系のクリニックがありますが、年々医療費が上がってきているのが現状です。ある外資系の医療機関で緊急入院をした場合、1日につき10万〜20万円、日本へ移送される時には数百万〜1千万円ほどの医療費を請求されることもあります。また、中国系の病院では掛号費とよばれる受付料を支払い、医師を指名できます。入院や検査が必要と診断された場合には、金額がまちまちですが保証金を預けなければいけないこともあるようです。長期入院の場合には保証金として75万円ほどを請求されることもあります。

インドネシア

インドネシアでは地域格差が激しく、地域ごとに医療レベルや医療費などは異なってきます。大都市では医師の数が年々増えてきており、医療施設や機材の整備などが進んでいますが、地方にいくと医師不足、設備の遅れが目立ってきます。医療施設の整備が進んでいる大都市であっても、国公立の病院は常に混雑しているのが現状で、邦人の利用は困難と言わざるをえません。それに対して、私立系の病院は比較的邦人が利用しやすいのですが、受診時には数千ドル以上の保証金を要求される場合もあります。

日本の健康保険も使える 海外療養費制度

海外の医療機関では、日本の公的な健康保険証は使えません。ただし、国民健康保険や企業の健康保険には「海外療養費制度」というものがあります。

これは、帰国後に審査で認められれば、海外でかかった診療費用の一部を支給してもらうことができる制度です。海外で受けた治療を、仮に日本で受けたとしたら治療費がいくらかかるか?をもとにして、海外で支払った金額の一部が支給されます。なお、民間保険会社の海外旅行傷害保険から保険金が支払われた場合でも受け取ることができます。

ただし、海外でけがや病気の治療を受けた時には、日本と同じ治療や手術であっても、上記のように高額な医療費がかかります。日本での医療費を基準としている海外療養費制度だけでは、現地で支払った費用に対して十分な金額が支給されるとは言えません。

海外でけがや病気になって医療機関にかかると、国内に比べて非常に高額な医療費がかかります。クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険だけでは補償がなく、全額を自己負担せざるを得ないケースもあります。もしものアクシデントでかかる高額な費用には、「海外療養費制度」はあくまで補助的なものとしてとらえ、渡航前に十分な補償を受けられる海外旅行傷害保険に加入しておくと安心です。


※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
Webサイト「外務省」−「渡航関連情報 世界の医療事情」ページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
Webサイト「JATA」−「海外療養費制度を知っておこう」ページ
http://www.jata-net.or.jp/travel/info/safety/health/medical/1103.html

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