ホーム >個人のお客さま >レジャーの保険 >春〜夏にかけて山岳事故にご注意!
富士火災のコラム TOPへ  

春〜夏にかけて山岳事故にご注意!

このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年5月15日 更新

春〜夏にかけて山岳事故にご注意!

春の桜や夏の新緑など、暖かくなる春や夏は登山にうってつけのシーズンです。一方で、登山には「山岳事故」や「遭難事故」といった、気をつけなければいけない危険も潜んでいます。春〜夏の登山で起こりがちな事故には具体的にどのようなものがあるかご存知でしょうか。

春夏登山には危険がいっぱい!

春は山の空気がさわやかで登山を楽しむ人が多くなる時期です。しかし、春だからといって安心してはいけません。ふもとは暖かくても山頂は雪が残っている山が多く、そうした山では雪どけによる雪崩や落石が発生しやすい状態にあるからです。夏の登山の場合は、気温や湿度が高く、それが原因で脱水症状を起こしてしまう人が少なくありません。また、梅雨の時期は、雨で足元が悪くなって滑り落ちる滑落事故、同じく雨で体が冷えることで起こる低体温症などがあります。

山では悪天候や自然現象のほかに、野生動物による被害も考えられます。春〜夏は冬眠していた動物たちがいっせいに目を覚ます時期です。山で遭遇すると怖い動物にはクマ、イノシシ、サルなどがあげられますが、特に怖いのはクマと遭遇するケースです。クマに襲われて負傷したり、命を落としたりするケースはこれまでにも報告されています。

また、春・夏に限らず、一年を通して注意しなければいけないこともあります。具体的には、高度を一気にあげることによって起きる高山病、直射日光による日射病などです。また、天候の急な変化による雷や雨、強風などにも注意が必要です。こうした山岳事故の危険を念頭に置いて登山をするようにしましょう。

遭難にも注意する

登山でもう1つ気をつけなければいけないのが「遭難事故」です。警察庁がまとめた「平成25年中における山岳遭難の概況」によると、平成25年中の山岳事故の発生件数は2,172件にも上り、統計を取り始めてから最も多くなりました。

統計によると遭難事故で一番多かったのは「道迷い」でした。春〜夏の登山では「霧」が原因になると考えられます。
この時期は霧が発生しやすく、そのため道に迷ってしまうことが少なくないからです。登り始めは天気がよくても、下山するときには濃霧になっていることは多々あります。霧に見舞われると遭難に加え、転落事故の危険性も高まります。

しっかりした計画を立て、万全の装備で臨む

登山では、日帰りのハイキングだから、低い山だからといって山を甘く見るのは危険です。山岳事故や遭難事故に出くわせば最悪の場合、命を落とすことにもなりかねないからです。

山岳事故や遭難事故は1つの原因で発生するよりも、疲労や体力不足、装備の不備、悪天候、持病、過密スケジュールなど複数の要因が絡まっていることが多いといわれています。山で危険を回避するためには、「登山計画」を作り、さまざまな危険に備えるような「事故対策」をしておくことが重要です。

自分の技量や体力に見合った山や登山コースを選んで、自分がどのくらいで登り下りできるか考えてみましょう。暗くなると遭難や滑落・転落の危険が増すため、日が沈むまでに余裕を持って下山できるように計画を立てましょう。また、どの山・どの登山コースを選ぶかによって、どんな装備が必要になるかが変わります。山の特性や当日の天気などから、どんな装備が必要になるかを考えて準備しましょう。

例えば富士山に登るなら、山頂は夏でも10度以下になりますから、長袖のフリースやセーターなど寒さ対策が必要です。雪道がある場合や未舗装の道があるならハイカットタイプのトレッキングシューズが適しています。これ以外にも着脱の簡単な服装、地図、コンパス、携帯電話などは必需品として持っていくようにしましょう。

山の危険を知り、それに備えることが、安全に登山を楽しむためのポイントです。


※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
警察庁 平成25年中における山岳遭難の概況

富士火災のコラム TOPへ
このエントリーをはてなブックマークに追加
【15E126S】

ページTOP