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ここまで進んでいるの!? がん最新治療方法

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2014年3月14日 更新

ここまで進んでいるの!? がん最新治療方法

日本人の死因のトップである「がん」。厚生労働省の調査 によると、およそ3人に1人はがんによって命を落としているそうです。しかし一方で、がんは必ずしも死に至る病ではなくなりつつあります。
全国がん(成人病)センター協議会の生存率共同調査によると、がん患者の3人に2人は5年以上生存しているそう。これは、医療の進歩によって、より良いがんの治療方法が開発されてきたためです。そこで、最新のがん治療法をいくつかご紹介しましょう。

がんの治療方法はおもに3つ

がんの治療方法は、大きくわけて3種類あります。それは、外科手術、化学療法、放射線療法の3つです。

外科手術は、がん細胞を切除することで病巣を取り除く方法です。もし、がん細胞のある臓器の周辺組織やリンパ節に転移があれば、一緒に切り取ります。外科手術は、がん細胞を一気に取り除くことができるのがメリットです。このため、完治の可能性が比較的高い方法として、積極的に採用されています。

化学療法は、抗がん剤の点滴や注射、内服によってがん細胞を死滅させたり、増殖を抑えたりする治療方法です。がん細胞は、微小転移といって、検査ではわかりにくい、手術で取り除きにくいごく小さな転移が起こることがあります。抗がん剤は、血液を通して全身にわたるため、このような微小転移にも効果があります。しかし、つらい副作用が起こるなど、患者さんの負担が大きくなるというデメリットもあります。

放射線療法は、がんが発生している病巣部に放射線を照射して、がん細胞を死滅させる治療方法です。がんの大きさや位置を正確に測り、病巣部だけに放射線を局所的に照射することができます。体の外側から放射線を照射するだけでなく、放射線を出す物質を密封した針やカプセルを病巣部に挿入して照射する方法や、注射や内服で投与する方法もあります。

ミサイル技術も登場 最新の放射線治療

先ほどご紹介したがんの治療方法は年々進化しています。たとえば、放射線治療では、以前より患者さんへの負担を抑えてがん細胞を死滅できる放射線が用いられるようになっています。

一般的な放射線療法には、X線が用いられますが、新しく陽子線や重粒子線、中性子線などによる治療が開発されています。従来の放射線療法では、がん細胞の周りにある正常な細胞までをも死滅させてしまうリスクがありました。しかし、最新の治療方法では、がん細胞だけに放射線を照射することができるのです。

がん細胞だけに集中して放射線を照射するために、ミサイル技術を活用した治療方法もあります。これは「サイバーナイフ」と呼ばれる機器で、巡航ミサイルの誘導システムにも採用されている技術を応用したものです。従来の放射線療法では、呼吸によって動いてしまう肺や肝臓などのがん細胞に放射線を照射するのが困難でした。しかし、ミサイルの技術を活用すると、がん細胞の位置を瞬時に捉え、正確に照射することができるのです。そのため、放射線がずれて他の細胞や健康な臓器を傷つけることなく、がんだけを治療できるのです。

ウイルスもがん治療に効果的

新しいがんの治療には、ウイルスを使った方法も開発されています。これは「ウイルス療法」と呼ばれ、がん細胞に特殊なウイルスを感染させ、ウイルスが持つ殺細胞効果によってがん細胞を死滅させるという治療方法です。

世界中でさまざまなウイルスを使った研究が進んでいますが、日本ではヘルペスウイルスを利用した方法が盛んに研究されています。このウイルスは、遺伝子組み換え技術によりがん細胞だけに感染し、正常な細胞には感染しないしくみになっています。

これら最新のがん治療法は、既に一部の医療機関で導入されているものもあれば、まだ開発中のものもあります。実際に患者さんが治療方法として選択できるものはまだほんの一部です。また、もし利用できても、保険適用にならないものが多いのが現状です。さらに、最新の治療方法が、個別の患者さんのがんに適しているかどうかは、個々のケースによって異なります。実際に利用を検討する際には、医療機関で必ずよく相談することが大切です。がんはかつてに比べてより治りやすい病気になってきました。これからのさらなる発展に期待しましょう。

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