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いつまでも健康で!人間ドック、検診の重要性

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2014年10月31日 更新

いつまでも健康で!人間ドック、検診の重要性

病気には、自覚症状が出にくく、早期の段階ではなかなか気が付かないものもあります。それまでは元気だったのに、ある日突然倒れたり、「がん」のような重大な病を宣告されたりするのは、とてもショックの大きいことです。そこで、病気を早期に発見するのに有効なのが、検診や人間ドックです。

早期発見をすれば、がんが治る可能性は高まる

検診や人間ドックは、どちらも、特に病気の症状がない人が病気を早期に発見し、治療につなげる目的で行われます。人間ドックは、体内の多くの項目にわたって詳しい検査を行うことで、さまざまな病気を早期発見するのに効果があります。これに対して検診は、がん検診や糖尿病検診のように、特定の病気を発見するために受けるのが一般的です。

病気を早期に発見することができると、治癒率を高め、救命につなげることができます。たとえば、乳がんは、早期に発見すれば90%以上が治るといわれています。乳がん検診は、おもにマンモグラフィーというX線を使って行われます。マンモグラフィーの受診率が高いアメリカやイギリスでは、乳がんの発生率が増加しているにもかかわらず、その死亡率は減少しています。

しかしながら、対象年齢を50〜69歳とした国際比較のデータにおいて日本ではまだ乳がん検診の受診率は低く、約40%にとどまっています。アメリカでは約80%、イギリスでは約70%が受診しているのに比べると、大きな差があることがわかります。(参考:がん対策推進 企業アクション 検診の実施状況
このため、日本では乳がんの発生率と死亡率が年々増加しており、日本人女性の16人に1人は、生涯に乳がんにかかるといわれています。(参考:京都市情報館 京都市乳がん検診

早期発見すれば、治療も軽くてすむ

検診や人間ドックなどで、病気を早期に発見することは、軽い治療で治せるというメリットもあります。

たとえば乳がんの治療には、手術や放射線療法といった局所治療と、抗がん剤やホルモン剤、分子標的治療薬などの薬を使った全身治療方法がありますが、がんの進行度や状態によって、どんな治療方法が用いられるかは異なります。
日本乳癌学会 患者さんのための乳がん診療ガイドライン』から、一部の内容と治療費をご紹介いたします。

1. 入院と手術

7日間の入院(センチネルリンパ節生検・温存手術郭清(*1)なし)の場合、治療費はおよそ60万円(うち3割負担分18万円)。

(*1)センチネルリンパ節生検:がん細胞が最初に転移するリンパ節で転移の有無を調べる診断法
温存手術郭清:乳房を全摘出せず、部分的に切除し形を整える手術

2. 放射線療法

温存手術後25回照射した場合、総額でおよそ41万〜55万円(うち3割負担分12.2万〜16.4万円)。

3. ホルモン療法

抗エストロゲン薬(*2)、飲み薬を1年間内服した場合、総額でおよそ16.5万円(うち3割負担分5万円)。

(*2)抗エストロゲン薬:エストロゲンの産生を抑えるなどして、がん細胞の増殖を抑制するホルモン療法剤

4. 化学療法(抗がん剤治療)

化学療法のうち、AC療法(*3)という方法を3週ごと4回行った場合、総額およそ13万円(うち3割負担分4万円)。身長や体重によって投与量や費用は異なります。

(*3)AC療法:2種類の異なる作用機序の抗がん剤を組み合わせた治療

5. 分子標的治療

3週ごとにトラスツズマブ(*4)の投与を18回行った場合、総額およそ224万円(うち3割負担分67万円)。

(*4)トラスツズマブ:がんの細胞表面のたんぱく質だけに働きかけて、がん細胞の増殖を阻害する分子標的薬

このように、乳がんの治療法だけでも多くの種類があり、かかる治療費にも幅があります。がんを早期発見できれば、より体への負担が小さい治療法ですみ、治療費の負担も少なくなる傾向があります。

元気なうちは、あまり病気のことは気にしないものです。でも、気がついてからでは治しにくく、手遅れになることもあります。人間ドックや検診を定期的に受診して、健康な体を維持していきましょう。

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