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いびきや睡眠時無呼吸症候群に注意しよう

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2015年8月28日 更新

いびきや睡眠時無呼吸症候群に注意しよう

熱帯夜で寝苦しく、寝不足になるため昼間はウトウト…。

近年は猛暑が続き、こんな経験をした人も少なくないと思います。 でも、寝不足の原因は果たしてそれだけでしょうか。 慢性的に眠気があったり、家族に「よくいびきをかく」と指摘されたりする人は、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみる必要があるかもしれません。

いびきはなぜ起こるのか

睡眠中にのどの周りの筋肉がゆるみ、さらに仰向けになることで重力がかかり、舌が落ちて気道が狭くなります。 そこを通った空気がのど周囲の組織を振動させて音が出ます。 これが「いびき」です。

いびきには2種類あります。

1つは過度の疲労や鼻づまり、飲酒などによって一時的に起きる「単純性いびき」です。 もう1つは眠っている時にいつもいびきをかき、覚醒反応のある「睡眠時無呼吸症候群(SAS)を伴ういびき」です。

後者の場合は、睡眠時無呼吸症候群の症状があるだけで心臓、脳、血管に負担をかける可能性があります。 その結果、高血圧症、脳卒中、狭心症、心筋梗塞など循環器病を合併する危険が高まることがわかっています。 そのため、速やかに病院で検査を受けることをおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群とは

では、「睡眠時無呼吸症候群」とは、どのような病気なのでしょうか。

睡眠中に10秒以上呼吸が停止することを5回以上繰り返すと睡眠時無呼吸症候群とみなされます。 主な原因は肥満によりのど周囲の脂肪が増え、気道が狭くなることや、加齢や飲酒で筋力が低下することなどです。 また、骨格が原因で起きる場合もありますから、痩せている人や若い人でも注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群と居眠り運転の関係

睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中に気道がふさがって血中の酸素が不足してしまい、脳が休息できなくなります。 そのため、昼間の集中力が低下し眠気や倦怠感が続きます。

このような状態で車を運転したりすれば大きな事故につながりかねません。 例えば、時速80kmで車を運転していた場合、3秒居眠りをすると車は70mも進んでしまうことになります。 また通行人や対向車、信号機などの確認もおろそかになります。

さまざまな研究によると、睡眠時無呼吸症候群が原因の居眠り運転で発生する事故は、

  • 1人で運転している時
  • 高速道路や郊外の直線道路を走行している時
  • 渋滞により低速で走行している時

このようなシーンで特に多いとされています。 また、重症患者による事故は、短期間に複数回起きることも少なくないといわれています。 アメリカでの調査結果によると、睡眠時無呼吸症候群患者の事故率は、健康な人の約7倍というデータが出ています。

睡眠時無呼吸症候群の対処法

睡眠時無呼吸症候群は症状が軽度ならば生活習慣の見直しで改善する場合があります。 具体的には以下のような方法です。

●肥満を解消する

むだな脂肪を解消することで、睡眠時無呼吸症候群だけでなく、ほかの生活習慣病のリスクも軽減できます。

●横向きで寝る

睡眠中に舌がのどの奥に落ちないように、仰向けよりも横向きで寝る方がよいでしょう。

●口呼吸をやめて、鼻呼吸を徹底する

ホコリや乾燥などで、のどが炎症を起こすと気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。 鼻呼吸を意識しましょう。

●飲酒を控える

お酒を飲むと、のどの筋肉がゆるみ気道を狭くします。 特に寝酒は控えるようにしましょう。

しかし、生活習慣の見直しだけで十分な改善が得られないような深刻な状態の場合は、早めに適切な医療機関に相談をしましょう。

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
厚生労働省 e-ヘルスネット 睡眠時無呼吸症候群
国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス 睡眠時無呼吸症候群と循環器病─そのいびきが危ない!─
千葉大学大学院医学研究院 睡眠時無呼吸症候群

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