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肺機能が低下しやすい秋 長引くせきには要注意

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2015年10月16日 更新

肺機能が低下しやすい秋 長引くせきには要注意

秋は「せき」に悩まされる人が増える季節です。なぜなら急激な気温の変化によって体調を崩しやすくなるからです。病院を訪れる人も多くなります。かぜによるせきであれば、しっかりと休養をとることで自然に治ることも少なくありません。ただ、なかなか治らない場合は要注意です。実は大きな病気のサインかもしれません。

秋は「せき」が出やすい季節

「せき」は気道に侵入したほこりやゴミ、煙、細菌などの異物を除去するために起きる防御反応で、同時にのどの粘膜が異物をからめ取った「たん」を排出する機能も持っています。一方で、せきによって炎症が起こると痛みを伴うだけでなく呼吸が困難になることもあります。

その「せき」が四季の中で最も出やすいといわれているのが秋です。暖かい空気から冷たい空気に入れかわる季節で、気管支の過敏性が高まっていることから、かぜやぜんそくなど、さまざまな理由によって「せき」が起きます。そして、その症状に悩まされる人も多いのです。

「せき」の原因と考えられる主な病気

せきは何が原因で起こるのでしょうか。多いのが「かぜ」によるものです。しかし、かぜだけが原因とは限りません。日本呼吸器学会の「咳嗽(がいそう)に 関するガイドライン」によると、かぜが治ったのにせきが残る場合や、せきのみでほかの症状が出ていない場合、3週間以上せきが続いている場合などはほかの病気にかかっている可能性があるとしています。そして、かぜ以外の主な病気としては以下のようなものが挙げられています。

●せきぜんそく

せきぜんそくとは、慢性的に「せき」が続く病気です。主な原因としては急激な気候の変化、受動喫煙、飲酒、ストレス、ハウスダストなどです。ぜんそくと同じくアレルギーを持っている人に多い傾向があります。

●百日せき

百日せきとは、百日咳菌と呼ばれる細菌に感染することで発症する病気です。激しいせきを伴い、その名のとおり完治するまでに2〜3か月程度かかります。特に生後6か月以下の子どもであれば命に関わる可能性もある恐ろしい病気です。主に気道の分泌物から感染します。また、乳幼児の場合はせきで呼吸ができなくなるために全身が青紫色になったり、けいれんを起こしたりすることもあります。

●結核

結核とは、結核菌を原因とする感染症です。初期症状はかぜと似ていますが、「せき」が長く続き、ひどくなると喀血(血を吐くこと)や呼吸困難などの症状が現れます。空気感染するので注意が必要です。毎年新たに2万人以上の患者がり患しています。結核は肺だけではなく骨や脳など体のあらゆる部位にも影響が出ます。放置していると死に至ることもあるので、早期発見・早期治療が求められます。

ほかにも肺炎、肺がん、胃食道逆流症(GERD)、後鼻漏など、さまざまな原因が考えられます。

長引く場合は精密検査を

「せき」は異物の侵入をふせぐ防御システムの1つです。しかし、せきがなかなか止まらない場合はほかの原因があると考えられます。

「せき」はほとんどがかぜによることが多いのですが、 症状が1〜2週間続く場合は一度呼吸器内科で診察を受けてください。診察の際には「たん」の状態を聞かれることがあります。色が黄色または緑色、中に血が混じっているなど、その特徴によって病気をある程度予測できるからです。せきとともに「たん」が出る場合は詳しくチェックしておきましょう。さらに症状が8週間以上続く場合はかぜではなく、ほかの病気の可能性があるので病院で精密検査を受けることをおすすめします。

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
厚生労働省 百日せき
国立感染症研究所 発生動向調査年別報告数一覧(その1:全数把握)
一般社団法人日本呼吸器学会 咳嗽に関するガイドライン 第2版

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