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春といえば・・・今や花粉と並ぶ春の風物詩となった「PM2.5」に備えよう

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2016年3月25日 更新

春といえば・・・今や花粉と並ぶ春の風物詩となった「PM2.5」に備えよう

近年、春の訪れとともにニュースを賑わせるようになったPM2.5。特に春は花粉も飛散するので、やっかいな季節だといえます。ここでは、なるべく快適にこのシーズンを乗り切れるよう、PM2.5についての基礎知識とその対策方法をご紹介します。

微小粒子状物質「PM2.5」とは

「PM2.5」とは、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、大きさが2.5μm(マイクロメートル)以下の非常に小さなものを指します。1μmは1mmの1000分の1。人間の髪の毛の太さがおよそ70μm、小さすぎて肉眼では見えないようなスギ花粉でさえ約30μmもあるのですから、どれほど微小なものかは想像がつくでしょう。

また「PM2.5」は、硫酸塩、硝酸塩、有機化合物など、人体に有害な物質を多く含んだ大気汚染物質です。主な発生源は、ボイラー等の施設から発生する煤煙や、自動車等の排気ガスといった人為的起源のものと、火山活動や黄砂などによる自然起源のものとがあります。

「PM2.5」でどんな健康被害が引き起こされる?

PM2.5はその細かさから「煙の粒子」とも呼ばれ、口や鼻からの呼吸で容易に肺まで到達するため、呼吸器系疾患や循環器系疾患のリスクを上昇させるものと考えられています。

環境省では暫定的な指針値として「1日平均値70μg/m3(マイクログラムパー立方メートル)」を示していますが、PM2.5の濃度がこれを超えたときは、つまり健康被害の生じる可能性が高まっているということ。その人の体質や健康状態によって影響の受け方は違いますので、ぜんそくや気管支炎などの疾患を持つ方、お年寄りや小さなお子さんなどは、これより低い値であっても注意しなければなりません。 そこで、以下にPM2.5の濃度が高まることによって起こりやすくなるトラブルを挙げてみました。

■鼻水や目のかゆみなどのアレルギー症状

目や鼻の粘膜にPM2.5の有害物質が付着し、炎症が起きます。また、花粉症などのアレルギー症状を悪化させるともいわれています。

■ぜんそくや気管支炎などの呼吸器疾患

PM2.5が気管支や肺に到達すると、刺激された場所が炎症を起こし気道が狭窄します。すでに、ぜんそくや気管支炎を患っている人は悪化する可能性も。

■心筋梗塞などの心疾患

PM2.5が肺から血流に乗れば他の臓器にも影響が現れます。PM2.5に含まれる物質には血の凝固作用を持つものもあり、心筋梗塞等の心疾患の原因にもなりかねません。

■皮膚のトラブル

PM2.5が皮膚に沈着し、毛穴が炎症を起こすことがあります。じんましんや肌荒れの原因になるとも考えられています。

■肺がん

PM2.5に含まれる硫酸塩などが化学反応を起こすと、高レベルの発がん性物質に変化することがわかっています。これを吸い込むと肺がん発症のリスクが高まります。

PM2.5から身を守る「5つの対策」

春はPM2.5の本格的な飛来シーズンです。PM2.5の濃度が高くなると自治体から注意喚起が行われますが、そんな時は次のような対策を取り、とくに高感受性者(幼児、高齢者、ぜんそく患者など)がいる場合には十分に注意をしてください。

(1)屋外での運動時間は減らし、また必要のない外出はできるだけ避ける
(2)外出時には高性能の防じんマスク(N95、DS1以上の規格)を着用する
(3)布団・洗濯物は屋外干しを避ける
(4)室内では小まめに掃除機をかける
(5)換気や窓の開閉を必要最小限にし、PM2.5対応の空気清浄機を使用する

また、いざという時に慌てることのないよう、大気の汚染状況をチェックするなどの習慣づけをして意識を高めておくのもよいでしょう。PM2.5の濃度には地域差がありますので、以下の大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」でお住まいの地域の情報を確認してください。このサイトでは、PM2.5をはじめ二酸化硫黄(SO2)や浮遊粒子状物質(SPM)などの大気汚染物質濃度の速報値を公開しています。

環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)ホームページ

※本コラムに掲載した情報は、以下のWebページを参照しています。
「PM2.5」による大気汚染 健康に及ぼす影響と日常生活における注意点 政府広報オンライン
微小粒子状物質(PM2.5)対策 東京都環境局
福岡地域におけるPM2.5高濃度現象について 福岡市
微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報 環境省

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